コンビニおでんはいつからいつまで？最新販売スケジュール
寒くなると恋しくなる「コンビニおでん」。毎年楽しみにしている方も多いですよね。でも、「今年はいつから？」「もう終わっちゃった？」と気になる方もいるのではないでしょうか？
ここでは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの最新販売時期を一覧で紹介します。
セブン・ファミマ・ローソンの販売時期一覧【早見表付き】
- セブンイレブン：9月中旬〜翌年2月頃まで
- ファミリーマート：9月下旬〜翌年2月頃まで
- ローソン：10月初旬〜翌年2月頃まで
※地域や気温によって多少前後します。
おでんが季節限定になる理由とは？
おでんは、気温が下がり始める秋ごろから売れ始める「季節限定フード」です。冷たい飲み物やアイスが人気の夏にはほとんど見かけませんが、涼しくなってくるとじわじわと売れ行きが伸び、寒さが増す冬にピークを迎えます。温かい汁物は体を芯から温めてくれるため、自然と需要が高まるのです。さらに、レジ前から漂うだしの香りが食欲を刺激し、「つい一品買いたくなる」心理効果もあります。
一方で、夏場は気温が高く、長時間の保温や管理が難しくなります。コンビニでは常に一定の温度を保ち、こまめに入れ替える必要があるため、気温が高い季節には販売を控える店舗が多いのです。また、近年は食品ロス削減の観点からも、売れにくい時期の取り扱いを減らす動きが広がっています。
地域によって販売時期が違う理由
北海道や東北などの寒冷地では、気温が下がるのが早いため、8月末〜9月初旬に販売を始める店舗もあります。秋風が吹き始めると同時におでんを並べることで、早めに冬モードを感じてもらえるのがポイントです。逆に、沖縄や九州南部など温暖な地域では、10月中旬〜11月頃にスタートするケースが一般的。気候や来店客のニーズを見極めながら、地域ごとに販売時期を柔軟に調整しているのです。
セブンイレブンのおでん｜販売期間と人気の秘密
セブンイレブンのおでんは「味しみの良さ」と「出汁の香り高さ」で人気No.1。出汁は全国共通のベースに各地域の嗜好を反映させており、関東では濃厚で深みのある味、関西ではすっきりとした上品な味に調整されています。具材ひとつひとつの仕込みにもこだわっており、大根はしっかり下茹でし、たまごは黄身までしっかり味がしみ込むよう工夫されています。特に具材のクオリティが高く、毎年ファンが増え続けているのが特徴です。また、セブンアプリやSNSで季節限定の新具材情報やキャンペーンも発信されており、つい試してみたくなる魅力があります。
セブンのおでんはいつから？
毎年、9月中旬〜2月頃まで販売されます。特に秋の行楽シーズンにあわせて徐々に展開をスタートし、寒さが本格化する11月〜12月には全店舗で本格的におでんコーナーが設置されます。気温の低下とともに売り上げが上がるため、寒波到来前後には具材の種類が最も豊富になります。早い地域では9月上旬からスタートする場合もあり、販売開始日は店舗や地域によって微妙に異なります。
販売終了の目安と注意点
気温が上がる2月末〜3月上旬には終了する店舗が多いです。地域によっては2月中旬で終わる場合もあるので、早めにチェックしましょう。特に春先の陽気が早く訪れる年は、通常より早く販売終了になる傾向があります。また、年によっては「おでんフェア」や「ありがとうキャンペーン」など、終了間際に割引セールが開催されることもあります。終了直前のセールを狙うと、人気具材をお得に楽しめるチャンスです。
人気具材ランキング＆おすすめの食べ方
- 大根（出汁がしみて絶品。芯までやわらかく、寒い日にぴったり）
- たまご（まろやかで飽きない味。出汁の旨味が黄身にしっかり）
- ちくわ（定番の安心感。どの具材とも相性抜群）
- こんにゃく（ヘルシーで低カロリー。味しみ抜群の隠れ人気）
- 牛すじ（コクのある出汁と相性良く、満足感が高い）
セブンでは「出汁つゆ増量サービス」がある店舗もあり、スープまでしっかり楽しめます。また、近年は出汁単品の販売や、電子レンジ対応のカップ入りおでんなど、新しいスタイルも登場しています。自宅で手軽に味わえる点も人気の理由のひとつです。
ファミリーマートのおでん｜販売スケジュールとお得情報
ファミマのおでんは「だしの旨み」と「具材のバリエーション」が魅力。店舗によっては毎年登場する定番メニューに加えて、地方限定や季節限定の具材も登場します。例えば北海道限定の「つみれ」や、関西限定の「すじ串」など、地域の味を楽しめるのが大きな特徴です。出汁は昆布と鰹のWベースで、やさしく奥行きのある味わいに仕上げられています。スープの香りだけで思わずレジに向かいたくなる、そんな魅力があります。
販売開始日と終了時期の目安
販売開始は9月下旬〜10月上旬、終了は2月末頃が一般的です。ただし、気温の変化や販売状況によっては、早めに始まる年もあれば、春先まで延長する場合もあります。特に寒波が続く冬季には販売期間が長引くことが多く、ファミマの公式アプリでは販売スケジュールが定期的に更新されます。また、年末年始には数量限定の「特選おでんセット」が登場することもあり、ファンの間で話題になります。
キャンペーンや割引情報をチェック
毎年、冬になると「おでん全品○○円セール」や「対象具材○○円引きキャンペーン」が実施されます。特に寒波の時期や年末商戦のタイミングで開催されることが多く、具材の在庫が多い時期を狙うのがおすすめです。公式アプリやSNSでは、キャンペーン情報やクーポンが配信されるほか、抽選で無料クーポンが当たる企画も行われています。アプリを活用することで、よりお得に楽しめます。
また、ファミマでは「おでんスタンプカードキャンペーン」を実施する年もあり、複数回の購入でドリンク無料券などがもらえることもあります。寒い季節のちょっとした楽しみとして参加してみるのも良いですね。
ファミマで人気の具材TOP3
- つくね串（食べごたえ◎。お肉の旨みとやわらかさが人気）
- 厚揚げ（だしを吸ってジューシー。食べ応えもあり満足度高め）
- 牛すじ（こってり系好きにおすすめ。脂のコクと出汁の旨味が絡む）
- 白滝（低カロリーでヘルシー。出汁を吸ってしっかり味）
- ごぼう巻き（香ばしくて風味豊か。リピーター続出）
さらにファミマでは、女性向けにカップ入りおでんや「ひとり鍋タイプ」も登場しており、レンジで温めるだけで手軽に楽しめます。忙しい日や在宅ワークのランチにもぴったりです。
ローソンのおでん｜販売時期と地域限定メニュー
ローソンのおでんは、「出汁の香り」と「ご当地メニュー」で人気。だしは昆布と鰹の旨味がきいたやさしい味わいで、全国どこで食べてもほっとする味に仕上がっています。特徴的なのは、地域ごとに出汁の濃さや塩加減を微調整していること。東日本ではやや濃いめ、西日本ではあっさりめと、土地の食文化に合わせて調整されています。また、ローソンのおでんは具材の種類が非常に多く、常時20種類以上をそろえる店舗もあり、選ぶ楽しさも魅力のひとつです。
販売スケジュールと特徴
販売は10月初旬〜翌年2月頃まで。寒さが増すほど売れ行きが伸びるため、1月頃に具材が豊富にそろう傾向があります。特に12月〜1月はおでんの最盛期で、週末になると売り切れ続出の店舗も。寒波が訪れるタイミングでは、急遽仕込み量を増やす店舗もあるそうです。販売初期には定番具材中心ですが、冬本番になると「もち巾着」や「トマト」など変わり種も登場し、毎年少しずつラインナップが進化しています。さらに、2020年代以降は電子レンジ対応の「ローソンおでんカップ」も登場し、自宅やオフィスで気軽に楽しめるようになりました。
地域限定具材・出汁の違い
関西では「すじ串」や「たこ」など、だしにこだわった具材が多く登場。北海道限定では「つみれ」や「昆布巻き」が人気です。東北では地元野菜を使った具材や、青森の「いか巻き」などもラインナップに加わることがあります。また、地域によっては出汁の香りが異なるため、旅行先で食べ比べをしてみるのもおすすめ。ローソンは地域限定フェアを定期的に開催しており、季節ごとに「九州だしおでん」「関西うま出汁フェア」などの特別企画が実施されることもあります。全国のローソンを巡って味の違いを楽しむファンもいるほどです。
お得に楽しむ割引・クーポン情報
ローソンアプリでは、時期限定で「おでん30円引きクーポン」などが配信されることも。購入前にチェックしておきましょう。加えて、寒波シーズンや年末年始には「2個購入で1個無料」などのお得なキャンペーンが行われることもあります。Pontaポイントやdポイントの対象商品になるケースもあり、貯まったポイントで次回おでんを購入するのもおすすめです。さらに、SNS限定のプレゼントキャンペーンでは「ご当地おでんギフトセット」が当たることも。アプリとSNSを併用してチェックすれば、よりお得にローソンのおでんを楽しむことができます。
一部店舗でおでんが販売されない理由とは？
最近は「おでんを扱わない店舗」も増えています。その理由を知っておくと、買い逃しを防げます。特に都市部のコンビニでは、省スペース化や省人化の流れの中で、レジ横に大きな鍋を設置するスタイルが見直されつつあります。おでんは準備や管理に手間がかかるため、全店舗での取り扱いが難しくなっているのです。
おでんを扱わない店舗の共通点
- 小型店舗・駅ナカ店舗など、調理スペースが限られている
- 人手不足で管理が難しい
- 管理コストが高い
- 夏場に温度管理が難しく、廃棄リスクが高い
これらの店舗では、冷蔵ショーケースの配置や電子レンジ調理食品の拡充を優先しており、調理設備をおでん専用に確保する余裕がない場合もあります。また、深夜帯などはスタッフ数が限られるため、つゆの入れ替えや具材の補充など、細やかな管理が難しくなることも理由の一つです。
自宅で楽しめる「コンビニおでんパック」の魅力
「お店で買えなかった…」そんなときは、パックタイプのおでんが便利です。電子レンジで温めるだけで、お店の味を手軽に再現できます。最近はスーパーやコンビニの冷蔵・常温コーナーに多様なパックおでんが並び、好みに合わせて選べるようになりました。定番の大根や卵に加えて、牛すじ入り、こんにゃく多め、だし濃いめタイプなどもあり、各社が家庭用でも満足できる味を追求しています。
パック商品の特徴と人気の理由
- 常温保存ができるタイプもあり、買い置きに便利。出汁や具材のバランスが良く、調理不要で忙しい日にぴったりです。
- 出汁がしっかり染みていて満足度が高く、特に夜食や一人暮らしの食卓にも人気。スープまで飲み干したくなる美味しさです。
- 1人前から楽しめるので、家族で味の好みが違っても調整しやすく、無駄が出ません。最近では2〜3人前の大容量パックも登場し、家族団らんにも向いています。
- 特に冬場は野菜を追加して「おでん鍋」として楽しむ人も増えています。
パックおでんのもう一つの魅力は、「温め方の自由度」です。電子レンジのほか、鍋で軽く温めれば具材により味がしみて、より一層おいしくなります。コンビニの味を再現しながら、自分好みにアレンジできる点が人気の理由です。
保存のコツ＆おいしく食べる方法
開封後は冷蔵保存し、2日以内に食べきりましょう。温める際は、器に移して軽くラップをかけると風味が逃げにくくなります。鍋で加熱する場合は、強火ではなく弱火でじっくり温めるのがコツ。具材に出汁がさらに染み込み、よりお店に近い味わいになります。また、冷凍保存できるタイプもあり、買い置きしておくと急な来客や夜食にも便利です。温める際には、袋ごと湯せんするタイプと、開封して器に移すタイプがあるため、パッケージ表示をよく確認しましょう。
アレンジレシピ3選（うどん／リゾット／カレー風）
- おでんうどん：残った出汁でうどんを煮込むだけ！おでんの具材を数個残して一緒に煮ると、だしの旨味がしっかり絡みます。ネギや天かすを加えると、より本格的な味わいに。
- おでんリゾット：ごはんとチーズを加えて洋風に。牛すじや厚揚げをほぐして加えるとコクが増します。少量のバターを加えると、まるでビストロ風の仕上がりに。
- カレーおでん：残り出汁にカレー粉を少し足すと絶品に。ジャガイモやウインナーを足せばボリューム満点で、家族にも人気のメニューになります。
- おでんグラタン：余ったおでんを小皿に入れてチーズをのせ、オーブンで焼くだけ。和風と洋風のコラボで新しい味が楽しめます。
- おでん茶漬け：出汁を使ってごはんにかけるだけ。あっさりした味で締めの一杯にぴったりです。
地域で変わる！おでんの味と具材の違い
おでんは地域ごとに味や具材が大きく異なります。その違いを知ると、旅行先でも楽しみが広がります。たとえば、同じ大根ひとつとっても、関東ではしっかり煮込んで濃い味に仕上げ、関西では白だしでやさしく煮るのが一般的です。地域の食文化や気候、好みによって味付けや具材が発展してきたため、まさに「その土地のおでん」が存在するのです。
関東と関西のおでんの違い
- 関東：濃口しょうゆベースで出汁がしっかり濃いめ。煮込み時間が長く、味が全体に染みているのが特徴。コンビニではしっかりめの味付けが好まれ、寒い日に食べると体が温まります。
- 関西：薄口しょうゆで色が淡く、上品な味わい。素材の味を活かすために煮込みすぎず、だしの香りがふわっと広がるのが魅力。だしの透明感が美しく、関西人の繊細な味覚を感じられます。
- 中部地方では、味噌だれをつけて食べる「味噌おでん」スタイルも定番。八丁味噌を使ったコクのある甘辛いタレは、お酒のおつまみにもぴったりです。
北海道・九州など地方限定具材
- 北海道：昆布巻き、つみれ、じゃがいも。寒冷地ならではのほっこり温まる具材が多く、昆布のうまみが引き立つのが特徴。
- 九州：丸天、ごぼう天、さつま揚げ。魚のすり身を使った揚げ物が多く、甘めの出汁と相性抜群。
- 東北地方では、こんにゃくや根菜が多く使われ、ボリューム満点。秋田ではきりたんぽ風に仕立てたおでんも登場することがあります。
- 中四国地方では、じゃこ天や牛すじが人気で、香ばしさと旨味が濃い出汁にマッチします。
出汁の違いでわかる“おでん文化”
東日本は「かつおベース」、西日本は「昆布ベース」が主流。北海道では昆布の風味が強く、九州ではあご（飛び魚）の出汁を使うこともあります。中部地方では、かつおと昆布の合わせ出汁に味噌を加えるなど、地域独自の進化が見られます。地域ごとの出汁文化を感じながら食べ比べるのもおすすめです。さらに、旅行先でその土地のコンビニおでんを食べ比べると、思わぬ発見があるかもしれません。
まとめ｜販売時期をチェックしておでんをもっと楽しもう
コンビニおでんは、秋から冬にかけての期間限定の味わい。販売時期をしっかりチェックしておくと、寒い日や疲れた帰り道でも、すぐに心も体も温まる一杯が手に入ります。寒波の季節や雪の日などは特に売り切れが早いので、夕方前に立ち寄るのがおすすめです。おでんを買う時間帯や温め方ひとつでも、よりおいしく味わえる工夫がたくさんあります。
- セブンイレブン：9月中旬〜2月頃
- ファミリーマート：9月下旬〜2月頃
- ローソン：10月初旬〜2月頃
地域によっては開始時期が前後しますが、共通して言えるのは「寒くなったらおでんの季節が到来する」ということ。販売開始時期を知っておくことで、シーズン初めから楽しめるだけでなく、終了間際のお得なキャンペーンにも参加しやすくなります。
また、コンビニごとに特徴が異なるため、食べ比べをして自分好みの味を探すのもおすすめです。セブンのだしの香り深いスープ、ファミマの具材の多彩さ、ローソンの地域限定メニューなど、どれも違った魅力があります。さらに、自宅ではパックおでんを活用すれば、手軽に本格的な味を再現可能。夜食やお弁当にも活躍してくれます。
今年の冬は、あなたのお気に入りのコンビニおでんを見つけて、家族や友人と一緒にあたたかい時間を過ごしてみてください。たっぷりのだしと優しい味わいに包まれて、きっと心までポカポカになります♪
